「手品の種明かし」の後のように国民理解は急速に進む 皇位継承問題

手品、マジック等の種明かしの前と後では人の見方が全然変わってきます。
種明かしの後では、一つ一つの動作の意味や相互の繋がり等も分かる形になります。
皇位継承議論においても同様に種明かしがされその本義が明らかになると、その理念に基づいた形で一つ一つの規定等(女性天皇排除、養子禁止等)の意味や相互の繋がりが自然と見えてくるようになり、国民理解は急速に進み議論は収斂していくものと予想します。


元来、憲法条文、それも1条において「国民の総意に基く」と規定されているほど確固たる枠組み、歴史の積み重ねを踏まえた普遍の価値に基づく皇位および継承方法となりますので、「手品の種」も子供だましの様な種類のものではなくシンプルながら強い理念、原則に依るものとなります。


実は既に一部種明かしはされているようなものなのですが。
目に見える手品と違って形のない理念的な枠組みの場合は、意識の呪縛・自分の中での思い込みなどが素直な見方の邪魔になる場合も多くあります。
また日常、日々の衣食住レベルにおいて和から離れ気味の生活を送る中で元来日本人が共有していた共通価値観を見失っている面、惰性に流され近視眼の価値観に染まっている面もあろうかと思います。

そうした中ですので、逆に「誰が最初に気づくか」というリアル人生ゲームのような意味合いもあるのが、平成・令和の今の局面、皇位皇統問題と思います。
令和の「和気清麻呂」がどのような形で登場し、国民意識を感化・先導していくことになるのか。
天皇存在が憲法において位置付けられ、なおかつこれだけ情報が発達した世ですので、かつてのように皇室内だけの動きで転換・建て直しという形にはならないものと思います。

また、単に一人の「和気清麻呂」によってなされる形ではなく、今のネット社会においては多くの参加者・協力者との連携・総合プレイとして事が成される形もあろうかと思います。
いずれ、皇位皇統、皇位継承の建て直し・再確立こそが「和」の取戻しにも繋がり、国の建て直しの鍵になるものと思いますので、新たなリーダー、感化者の登場に期待する歴史局面が今の状況と捉えます。

王位皇位の世襲方法分類、皇室典範の意味・高度さに関しては、図表も含めたスライド動画説明を Youtube に登録しました。
ぜひご覧いただきたく。

https://www.youtube.com/watch?v=GBObl77ZQE0

小中学生のための天皇・皇位継承論  1 前半
・小中学生への期待 裸の王様を言うのは子供
・基本と応用、基本が大切
・基本1 王位・皇位の世襲方法分類 直系継承/一系継承
・基本2 王皇制の危険性・リスク 王統断絶・国王処刑・恐怖政治
・基本を踏まえての日本の皇位継承
・皇位は預かりもの 皇位の私物化は許されない 君民共治 シラス

https://www.youtube.com/watch?v=_A9QWyjEE50

小中学生のための天皇・皇位継承論 1 後半
・継体天皇 手白香皇女
・推古天皇 蘇我馬子
・光格天皇 後桜町天皇
・明治の皇室典範 高度な昇華
・憲法1条 象徴 国民の総意に基く
・憲法2条 世襲 皇室典範
・旧宮家子孫から皇籍に組み入れ・宮家設立

 

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