皇室典範11条による自由結婚 眞子内親王・佳子内親王

皇嗣殿下(秋篠宮文仁親王)の誕生日会見によると、眞子内親王と結婚のことについて話をする機会はないとのことです。
眞子内親王・佳子内親王においては、皇室典範11条の規定により自らの意思で民間に降下し、自由な立場で結婚する選択もあります。

皇室典範 第十一条 年齢十五年以上の内親王、王及び女王は、その意思に基き、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる。

眞子内親王・佳子内親王の結婚問題は、女性宮家(内親王の結婚後の公務継続等)の問題と連動する意味で皇位継承、天皇・皇族の位置付けとも絡んでくる話となります。

そもそも女性皇族の結婚は(内親王の場合であっても)皇室会議事項ではないと皇室典範において規定されています。
(結婚相手が皇族男子の場合に、皇族男子の結婚の適否という意味で皇室会議の議が必要という位置付けです)

立場の公私という意味で、皇室典範では以下の明確な区分けとなっています。
公:皇室 皇族・殿下 民間女性も結婚で皇室に入れば皇族・殿下
私:民間 皇族も民間に降りれば殿下身分はなくなり私人に

眞子内親王は当初より女性宮家を前提とせず結婚降嫁を前提として小室氏との結婚の話を進めてきた経緯であり、佳子内親王もこれに寄り添う立場と見受けます。
今後上手い形で皇室として結婚の話が進めば良いですが、そうでない場合には、お二人とも自らの意思で自由な結婚を進める法的な保障はしっかりとある形になります。

それが皇室典範11条の規定となります。
当人の意思で、皇室会議の議を経て民間に降下が可能です。
民間人となった後は、当然のことながら当人同士の意思(両性の合意)により結婚は可能であり、自由に結婚出来ることになります。

皇統の維持、皇室運営は、皇族男子とその結婚相手(民間女性等)によって可能であり、皇族女子は結婚により皇室会議の議の必要なく皇室を離れて良いというのが皇室典範の枠組み、捉えになります。
これは内親王、天皇の姉妹でも同様です。

昨今では、皇族女子、内親王に過度な期待や役割を求める意見もある様子ですが、これは大きな捉え違いとなります。
皇位・皇統、皇室運営は皇族女子の結婚・降嫁に依存するような軟なものではありません。
皇室典範の規定に基づき粛々と進めるのが相応しい形となります。

皇室内部の思惑、駆け引き等々については、外部一国民の立場で分かるものではありませんが、結婚・出産というのはやはり年齢と密接に関わるものであり、時期を逸すると一生の後悔にも繋がる話となりますので、当人の意思を最優先に段取りを進めてもらいたいものと思います。

世代連鎖の豊かさ幸福の尊重は和:民のかまどの根幹ともなります。
前の内親王が結局結果として出産のない形となっているのは、国民的には痛みとなっている面があり、繰り返して欲しくないという気持ちは皇室の存在意義とも絡む形になり得ます。
(内親王の結婚・出産を犠牲にしなければ皇室運営が出来ないのか?
との疑念が生じかねません)

女性宮家や内親王の結婚後の公務継続等は、皇室と民間:公私の枠組みを崩す私物化・利権化、破壊となります。
当人の意思に反して個利個略の駒として利用するような形は許されるものではありません。

あらためて皇室典範11条の規定を公論化し、内親王がいざという際には自らの意思を具現化出来る環境を整えておきたいものと考えます。

女性宮家(内親王結婚後の公務継続等)における皇族身分の私物化・利権化

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